山口大学経済学部の礎である「山口講堂」を創設された上田鳳陽先生は、嘉永6年(1853年)12月8日に長逝されました。祥月命日である12月8日には、毎年、鳳陽会山口支部が鳳陽忌を執り行っています。

令和4年(2022年)12月8日、第169回目となる鳳陽忌を山口市大内御堀の乗福寺で執り行いました。出席者は、午前7時、朝まだ薄暗く、冷たい凛とした空気の中、上田鳳陽先生の墓前に集合し、五十部住職の読経の中、順番に焼香を行いました。4年前までは、本堂で座禅を組んだ後、墓参していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、屋内での三密を避けるため、この三年間は墓参のみとしています。

鳳陽会からは、山口支部の濱田泰(学26)支部長、有江哲治(学33)副支部長、重政一慶(学50)代表幹事、合志栄一(学22)前副支部長及び石畠克幸(学26)事務局長、山口大学からは、有村貞則経済学部長、片山信一経済学部事務長及び中尾淑乃総務企画部特命担当課長(山口大学基金担当)の8名が出席しました。