去る6月9日(木)、令和4年度の上田鳳陽賞などの表彰式が、山口大学経済学部の第一会議室において開催されました。

経済学部では、平成15年から、学生の勉学への積極的な取組を奨励することを目的として、学業において特段に優秀な成績を修めた学生を表彰することとし、経済学部の源流となる私塾「山口講堂」を創設した上田鳳陽先生に因み名付けられた「上田鳳陽賞」を授与しています。

今年は、経済学部の2年生~4年生の各学年、そして経済学科、経営学科及び観光政策学科の各学科で、それぞれ最も優秀な成績を修めた9名の学生が表彰されました。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、実際に出席する対面方式及びオンライン方式を併用する形で表彰式が開催されましたが、今年は、3年ぶりに対面方式のみで開催され、8名(1名は所用により欠席)の受賞者が出席しました。

上田鳳陽賞を受賞した皆さんは、次のとおりです。

〔上田鳳陽賞受賞者〕敬称略

□経済学科

・山 高 芽 依(2年生)

・濱 岡 妃奈子(3年生)

・重 松   遥(4年生)

□経営学科

・高 橋 瑞 葉(2年生)

・杉 山 響 子(3年生)

・田 中 優 衣(4年生)

□観光政策学科

・木 村 幸 誠(2年生)

・黒 木 愛 理(3年生)

・椎 葉   舞(4年生)

 

また、表彰式では、公認会計士試験に合格した経営学科4年生の保利直輝さんに令和3年度山口大学長表彰が授与されました。

保利さんは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、公認会計士試験の短答式試験の実施時期が3カ月延期された機を逃さず、猛勉強に励み、経済学部に職業会計人コースが開設されて以来、初めて2年生の時に公認会計士試験の短答式試験に合格し、昨年、3年生の時に公認会計士試験の論文式試験に合格しました。

有村貞則経済学部長からは、「学生時代は人と違うことをすることが凄いと思われがちですが、先ずは学生の本分である学業を大切にしていただきたい。この度、皆さんのような良い成績であったり、公認会計士試験に合格したりしたことは、とても誇れることことですが、ただこれからがスタートです。今後も勉学に励み、今後の活躍を是非、報告に来てください。」とのお言葉がありました。

鳳陽会からは、石畠克幸(学26)事務局長が表彰式に出席し、受賞者を激励するとともに栄誉を讃えました。