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第163回 鳳陽忌 (平成28年12月8日)


 山口大学経済学部同窓会を「鳳陽会」というのは、上田鳳陽先生が本学の源である山口講堂を創設されたことに因んだものであることは皆さん周知のことである。
 鳳陽先生が山口講堂を創設されたのは1815年であり、その後、山口講習堂、山口明倫館、山口中学校、山口高等中学校、(旧旧制)山口高等学校を経て、1905年に山口高等商業学校が設立され、戦時中の山口経済専門学校から、戦後発足の山口大学で経済学部へと引き継がれて、全国で3番目に古い総合大学としての地位を得ている。なお、人文学部及び理学部の前身である旧制山口高等学校が再興されたのは1919年である。
 鳳陽先生は1853年12月8日に逝去された。祥月命日である12月8日には毎年鳳陽会山口支部が主体となって、山口市大内御堀の乗福寺の本堂及び墓地で鳳陽忌を営んでいる。
 昨年も12月8日に第163回鳳陽忌が行われ、今回は岡学長や成富経済学部長ほか大学中枢の方々も参加された。山口大学創基200周年を機に一昨年の1月から、仕事始めにあたり鳳陽先生の墓に学長以下要職の方々が参詣されているが、昨年から鳳陽忌にも参加されることとなったものである。
 今回は山口支部会員への周知が不足したのか、鳳陽会からは役員のみの参加となってしまったが、大学当局の方々を含めて14名の参加となり、住職の読経、30分間の座禅を経て、綺麗になった塀と屋根瓦をバックに鳳陽先生の墓にお参りをした。辺りはまだ暗い7時から集うので、墓参時点でやっと明るくなってくる。朝の冷気を浴びて粛然と墓参ができ、鳳陽先生の冥福を祈ると共に鳳陽会及び山口大学の発展を祈願した。
 尚、乗福寺では毎月第一日曜日(8月を除く)の午後4時から、座禅及び写経の会が開かれ、誰でも参加自由となっており、3月に参加した時には小学生も母親と共に来ていた。興味のある方は集ってみては如何?